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熊野古道とは

 熊野古道とは、熊野三山(本宮大社、那智大社、速玉大社)に参詣するための道の総称です。かつては、天皇一族から庶民まで多くの人が、極楽往生や現世利益や病の治癒を求めて、熱狂的に熊野の地を目指したのです。その様子が蟻の行列の様だったので、「蟻の熊野詣」と言われたほどです。熊野古道は複数の道からなります。大阪と本宮をつなぐ紀伊路(きいじ)。伊勢神宮からの伊勢路(いせじ)。高野山と本宮をつなぐ小辺路(こへち)。吉野から本宮への大峯道などが主な道です。他に中辺路(なかへち)と大辺路(おおへち)がありますが、これは近世になって紀伊路が二つにわかれたもので、中辺路の方がもともと参詣道として使われている道でした。

 それらの道の中でも、一般的に熊野詣に使われていたのは、紀伊路と伊勢路でした。伊勢路は伊勢神宮と熊野をつなぐ道で、庶民の道として親しまれていました。一方、紀伊路は、平安時代から盛んに行われた法皇や上皇の御幸ルートで、道筋には熊野権現の末社として九十九王子社が祀られています。

 九十九とは「たくさん」の意味らしく実際はそれ以上の数があります。その中でも特に格式の高い5体の王子を五体王子と言い、(藤代王子、切目王子、稲葉根王子、滝尻王子、発心門王子)特に崇敬されていたようです。

 中辺路には大雲・小雲取越え(雲取越え)という本宮と那智をつなぐルートがあります。このルートは本宮-速玉-那智とめぐった参詣者が帰路につくときの近道のようなもので、参詣者は雲取越えをするか、再び速玉に引き返すかを選択する事になります。しかし、この雲取越えは、紀伊路最大の難所として知られ、避けて通る参詣者も多かったようです。

 以上簡単に熊野古道を説明しましたが、”百聞は一見にしかず”です。ぜひ私どもの熊野古道ツアーに参加し、実際にその目でその足で、熊野古道を体感してください。その他、疑問や質問等ございましたらお気軽にお問い合せください。

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